MolyのBlog

ヒヨコと化したサラリーマン 株式投資がメイントピックのはずだった

2023/3

2022年度も終わった。昨年の8月に工場から本社に異動し、シミュレーション解析の仕事をしているが、あまり成果の出ることをしていない気がする。ここまでは助走だったと思っておこう。データ解析にも手を伸ばすか?という節操のなさを見せつつ頑張っていきたい。

 

仕事の関係で日本金属学会と応用物理学会を見てきた。大学の修士課程の頃は日本物理学会に所属していたが、日本金属学会はだいぶ実用寄りでモノがイメージ付きやすいので見ていて面白かった。応用物理学会素粒子や対称性の議論をする人たちがほとんどいない分だけ実用寄りではあるものの、かなり基礎研究寄りな印象であった。

 

ゲーム

継続してファイアーエムブレムエンゲージをやっている。戦闘部分の面白さは風花雪月を超えており、ハードクラシックをやるのが楽しい。結局2か月で110時間ぐらい使っている。4/5配信の邪竜の章が楽しみである。

 

投資

今月は酷い動きだったのではないだろうか。バーゼル規制以降の世界で銀行の救済合併が行われるとは思わなかった。しかし、わずか3週間で金融危機が終わったかのような雰囲気が出ていてスピードの速さが恐ろしい。

試しにiシェアーズ米国債20年超 ETF(2621)を売買してみたが、投入した金額のわりに動きはしょぼかった。20年超の超長期金利は10年債ほどリスクオン・リスクオフへの感応度的なものが良くないようだ。学習した。

今回の金融危機で、持っていた三菱HCCあたりの株を売ってしまった。逆イールドの点から言ってアメリカの景気後退は避けられないように思うのだが、現金7割みたいな状態なのもよくないので、下げ幅があまりなさそうな銘柄を集めておきたい。

2023/3 S&P500とイベントの動き

 

 

2023/3 米国債10年金利

 

2023/2

 

飛蚊症になってしまったらしい。なんか黒いものが飛んでいるので一応網膜剝離あたりのリスクがないか眼医者に行き見てもらうことにした。そうしたら「眼圧が高い」ということで今度は視野と眼底の詳しい検査をすることになり、今日散瞳検査をしてきた。散瞳検査を終えて病院から出ると、太陽がまぶしくて本当に片目しか開けていられない。

 

あと、確定申告を終えた。昨年度までやり方が分からなかった外国税額控除を攻略してやるぜ!と思ったら全然外国からの配当収入がなかった。どういうことだ。

 

なにも読んでいない。というか特に読みたいものがなかった。

 

ゲーム

星のカービィWiiデラックス』

原作は未プレイ。伝説の例のシーンを見る為に買ったぞ!ゲームの出来としては2Dカービィの中で最高とも言われるだけあって色々なギミックをこなしていくのが楽しい。

新規追加された(?)ガンダムもどきの能力でチクチクとダメージを与えて葬ってあげた。君のせいでエフィリンが嫌疑をかけられたんだから反省してほしい。

例のシーン

投資

実は1月にJR東日本を取引して4万円の損切りを食らっていた。2月は三菱ケミ、SBIあたりを取引してマイナスを取り戻せたのではないかと思う。

長期金利が4%を超すか超さないかのところでウロウロしているが、それでもなお株価が騰がってきており、困惑している。買うなら債券だと思うんだけどなあ。

 

 

2023/1

例によって月に1回のブログ更新に遅刻しているが、碌に書くことがない。

まず、今年の年末は仕事納めの直後あたりに実家でコロナ感染が発生し、帰ることができなかった。そういうわけなので一人で湯島天神に参ってきたが人が多かった。株式投資にご利益がほしいと欲を出して神田明神も見にいってみたが、800mぐらい並んでいるような様相で問題外だった。実に恐ろしい。

 

西山孝『元素のふるさと図鑑』(化学同人

鉱山の写真がたくさん載っていて楽しい。資源地質学の学者が作った本なので、説明の分量は少ないながら的確な説明をしていると思われる。鉱床とかの地質学トピックが載ったコラムが面白かった。

 

ゲーム

ファイアーエムブレム エンゲージ』

ファイアーエムブレムシリーズの最新作である。前作と比べるとキャラデザが派手で、VTuberみたいなのもちらほらいる。

VTuberっぽいかな~と思った人たち

さて、ゲームとしての評価だが、テキストがダメで、それに伴う演出がアレである。どうもFE界隈では評判の悪い小室菜美という人物が脚本にいるせいではないかと言われているようだ。(テイルズにおける馬場英雄と同格扱い、みたいな言説も見て笑ってしまった)

だが、剣・斧・槍の三すくみを考えながら立ち回るパズル的な面白さや、キャラの育成をどうするか考える自由度は高く、シミュレーションRPGシミュレーションゲームとして楽しむことを重視する姿勢であれば苦痛にはならないと思われる。

 

投資

利率が高いのでドル建て債券を買い、ドル定期預金にお金を入れた。忘れたころに利息が入っているのを待っていよう。

 

 

12月のまとめ

東京に来てからというものの、ゼノブレイド3で96時間、FE風花雪月で153時間を使う生活をしてしまったので今年の後半は大して本を読んでいなかったが、さすがに今月は本を読んだ。

 

野家啓一『科学哲学への招待』(ちくま学芸文庫)

太田泰彦『2030 半導体地政学』(日本経済新聞出版)

ジェリー・Z・ミュラー『測りすぎ』(みすず書房)

島弘士『総合商社とは何か』(平凡社新書)

 

『測りすぎ』が良書ではないかと思う。特に、謎KPIが作られ続ける昨今の企業統治においては測定基準を作っても歪められ、悪用され、酷いと不正を誘発するというのは良くよく理解しておかないといけないなあと。

半導体地政学』は面白いけど、そこまで目新しい情報はなかった気がする。途中に出てくる一幕でしかないが、米中対立で制裁されてても中国企業中国企業で生き残るために頑張るしかない的な諦観を持っていたのが何とも悲壮さを感じてそこが印象的だった。試される大陸 チャイナ、というところだろうか…

 

以下、2022年に読んだ書籍たち。19冊だったので2冊/月の目標は達せず。

自分は小説を読まない人間であると思う。

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ミシェル・ウエルベック『闘争領域の拡大』(河出文庫)

エマニュエル・トッド『老人支配国家 日本の危機』(文春新書)

森川潤『グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす』(文春新書)

松下敏之・高田裕『外資系アナリストが本当に使っているファンダメンタル分析の手法と実例』(プチ・レトル)

ルートポート『会計が動かす世界の歴史』(KADOKAWA)

文京洙『文在寅時代の韓国』(岩波新書)

宮崎成人『教養としての金融危機』(講談社現代新書)

辻田真佐憲『大本営発表』(幻冬舎新書)

戸谷洋志『NHK100分de名著 ハイデガー 存在と時間 』(NHK出版)

辻田真佐憲『天皇のお言葉 明治・大正・昭和・平成』(幻冬舎新書)

濱口桂一郎『ジョブ型雇用社会とは何か ー正社員体制の矛盾と転機』(岩波新書)

藤原彰『飢死した英霊たち』(ちくま学芸文庫

山本芳久『NHK100分de名著 アリストテレス ニコマコス倫理学』(NHK出版)

米沢富美子『人物で語る物理入門・上』(岩波新書)

米沢富美子『人物で語る物理入門・下』(岩波新書)

野家啓一『科学哲学への招待』(ちくま学芸文庫)

太田泰彦『2030 半導体地政学』(日本経済新聞出版)

ジェリー・Z・ミュラー『測りすぎ』(みすず書房)

島弘士『総合商社とは何か』(平凡社新書)

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なお、2022年にプレイしたゲームは下記の通り6タイトル。どれも良作ないしは神レベルだった。合計すると400時間近く使ったんじゃないだろうか。

 

『ペルソナ4ザ・ゴールデン』

星のカービィ ディスカバリー

『Pokemon LEGENDS アルセウス

『十三機兵防衛圏』

ゼノブレイド3』

ファイアーエムブレム風花雪月』

 

どちらかというとゲームのほうが楽しめるコンテンツに会えたのではないかと思う。本のほうは自分の知っている分野から大きくはみ出ようとしないから刺激が得られないのか?(それはゲームのほうもである)

なので、来年は小説とかを入れていったほうがいいのかもしれない。

 

11月のまとめ

出来事

特段何もなかったが、高校の同窓会に参加した。なにやらコンサル系、IT系、医者が多かった気がするが、勤務地が首都圏にあって参加しやすかったのだろうと思う。教師たちの挨拶が「皆さんが出た後に結婚しまして…」というのが2連発ぐらいで続いて盛り上がっていた。

 

ゲーム

今月もファイアーエムブレム風花雪月をやっていた。先月は蒼月の章をクリアしていたが、今月は紅花の章と翠風の章をクリアした。今月は90時間を費やしている。以下、ネタバレしない程度に感想。

紅花の章:帝国側の事情がだいたい分かる。エーデルガルトがちょっとポンコツで意外とカワイイかもしれないと思えた。しかし、初プレイが蒼月なのでどうしても非情な女という印象が強い。それだけ彼女が皇帝という役者をしていたということなんだろうけど。

あとベルナデッタが可愛い。挙動を観察するだけで楽しい生き物的な可愛さだ。前章では弓砲台が厄介すぎて殺したけど。

死神騎士と遭遇、このあと気絶するベルナデッタ



翠風の章:フォドラの歴史の真相がだいたい分かる。1番最初にプレイしなくて良かったと思える。真実が明らかになり、将来の禍の根源となる勢力も排除出来ていて、最もトゥルーエンドに近いエンドではないだろうか。でもクロードくん、統一王とかいう役回りを押し付けて東方の国に帰るのは許されないぞ。

 

まったく何も読んでない。やばい。

敢えていうなら仕事で電気化学計算する羽目になるので電気化学の参考書を買ったぐらいか?プールベ図とかもう覚えてないし学生の頃苦手だったのにどうしたらいいんだ…

 

相場

ここのところ上がっているが、200日線(≒40週の赤い線)を決定的に上向きにすることができるとは考えづらい。

S&P500 (SBI証券サイトより 2022/12/4閲覧)

岸田政権が資産所属倍増とか言い出しているが、一般NISA/つみたてNISAが今後120万円上限になるなら今のつみたてNISAを少し売ってしまうのも手か?それともベアETFに手を出すか?そんなことを考えているうちに結局取引しないので資産は増えないわけである。

 

 

10月のまとめ

出来事

ついに親知らず下側を抜歯した。

やったことというのは、親知らず下側の歯をドリルで切断して、上側を除去した後、根っこを抜くというものだ。根っこを抜くときに何やらメキメキいってて恐ろしかった。

親知らずを摘出してから1週間たつけどまだ痛い。ロキソニン15錠を1週間で消費したがこんなに使って大丈夫なんだろうか?しかしながら、しばらく鎮痛剤なしで生きられそうにないので使える薬は使っていく。

 

ゲーム

今月はファイアーエムブレム風花雪月をやっていた。

だいたい3週間で60時間をかけて蒼月の章をクリア。このゲームは酷い、そしてツラい構成をしていて、前半で担当学級の生徒(3組のうち1組)を育てて、後半で残りの2組の勢力と戦争をするという構成だ。後半で戦争になるので、人となりが分かっているかつての生徒の命を奪わなければならない。特に、グロンダーズの戦いがBGMも相まって心をえぐってくる。

戦闘員の殺害は合法とはいえ可哀想 特にインドアっぽい2人

このゲーム、本当に戦争は嫌だなあと思わせる点で教育的だと思う。

 

ちなみにベレス先生でプレイしていたので、ディミトリくんと結婚した。このルートならこの組み合わせが最も話として美しいのかなという選択。

 

相場

なにやら株価が上がってきている。しかし、トレンドとしてはまだ下げのように見える。金融引き締め状況で企業の決算が良かったとしたら、それはさらなる利上げ余地を与えるだけなのではないか?そして、まだFRBのバランスシートの縮小は始まったばかりなのでアメリカ株に期待することは危険だと考える次第。

S&P500 週足(SBI証券 2022/10/30閲覧)

9月のまとめ

出来事

とりあえず9月の中旬に邪魔だった上側の親知らずを抜歯した。意外と痛くなかったが、しばらく口の中が血の味だった。問題は下側なので、紹介してもらった大きめの病院でどうにかする。

処置しやすいほうから処置

 

コンテンツ

米沢富美子『人物で語る物理入門・上』

米沢富美子『人物で語る物理入門・下』

 

古代ギリシャから近現代までの科学的発見を人物のエピソードとともに解説した書。

原子論・量子論あたりの論争はまさに科学史の激動という感じで面白い。ボルツマンの原子論については、オストワルトが強硬なエネルギー論者だったのにペランがブラウン運動を証明すると原子論を認める潔さは少し笑ってしまう。(ボルツマンは論争でおかしくなって自殺しているのでそこは全く笑えないのだが)

エピソードが豊富で理工系にとっては興味をそそられる本なのではないだろうか。

 

あと、9月中盤までゼノブレイド3やっていたがまとめる気が起きない。ゼノブレイド2の反省を生かしてちゃんとムービーをスキップせずに進めたことがラストまでクリアできた秘訣だと思う。マーシャルアーティストのセナで敵をなぐり、「セナホントウニツヨイ!」状態になっていた。実際、アタッカーとして優秀だと思われる。

 

相場

もう今年は金融引き締めその他の事情でダメだろうと思っていたので傍観していたらS&P500が転落しつづけているので、転落が終わるまで傍観を続ける所存。

巷ではクレディ・スイスドイツ銀行がやばいと言われているが、バーゼル規制のもとでそう簡単に破綻されては堪らない。注視と検討をしていきたい(某首相風に)。

S&P500 週足チャート (SBI証券サイト, 2022/10/3閲覧)