MolyのBlog

ヒヨコと化したサラリーマン 株式投資がメイントピックのはずだった

12月のまとめ

東京に来てからというものの、ゼノブレイド3で96時間、FE風花雪月で153時間を使う生活をしてしまったので今年の後半は大して本を読んでいなかったが、さすがに今月は本を読んだ。

 

野家啓一『科学哲学への招待』(ちくま学芸文庫)

太田泰彦『2030 半導体地政学』(日本経済新聞出版)

ジェリー・Z・ミュラー『測りすぎ』(みすず書房)

島弘士『総合商社とは何か』(平凡社新書)

 

『測りすぎ』が良書ではないかと思う。特に、謎KPIが作られ続ける昨今の企業統治においては測定基準を作っても歪められ、悪用され、酷いと不正を誘発するというのは良くよく理解しておかないといけないなあと。

半導体地政学』は面白いけど、そこまで目新しい情報はなかった気がする。途中に出てくる一幕でしかないが、米中対立で制裁されてても中国企業中国企業で生き残るために頑張るしかない的な諦観を持っていたのが何とも悲壮さを感じてそこが印象的だった。試される大陸 チャイナ、というところだろうか…

 

以下、2022年に読んだ書籍たち。19冊だったので2冊/月の目標は達せず。

自分は小説を読まない人間であると思う。

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ミシェル・ウエルベック『闘争領域の拡大』(河出文庫)

エマニュエル・トッド『老人支配国家 日本の危機』(文春新書)

森川潤『グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす』(文春新書)

松下敏之・高田裕『外資系アナリストが本当に使っているファンダメンタル分析の手法と実例』(プチ・レトル)

ルートポート『会計が動かす世界の歴史』(KADOKAWA)

文京洙『文在寅時代の韓国』(岩波新書)

宮崎成人『教養としての金融危機』(講談社現代新書)

辻田真佐憲『大本営発表』(幻冬舎新書)

戸谷洋志『NHK100分de名著 ハイデガー 存在と時間 』(NHK出版)

辻田真佐憲『天皇のお言葉 明治・大正・昭和・平成』(幻冬舎新書)

濱口桂一郎『ジョブ型雇用社会とは何か ー正社員体制の矛盾と転機』(岩波新書)

藤原彰『飢死した英霊たち』(ちくま学芸文庫

山本芳久『NHK100分de名著 アリストテレス ニコマコス倫理学』(NHK出版)

米沢富美子『人物で語る物理入門・上』(岩波新書)

米沢富美子『人物で語る物理入門・下』(岩波新書)

野家啓一『科学哲学への招待』(ちくま学芸文庫)

太田泰彦『2030 半導体地政学』(日本経済新聞出版)

ジェリー・Z・ミュラー『測りすぎ』(みすず書房)

島弘士『総合商社とは何か』(平凡社新書)

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なお、2022年にプレイしたゲームは下記の通り6タイトル。どれも良作ないしは神レベルだった。合計すると400時間近く使ったんじゃないだろうか。

 

『ペルソナ4ザ・ゴールデン』

星のカービィ ディスカバリー

『Pokemon LEGENDS アルセウス

『十三機兵防衛圏』

ゼノブレイド3』

ファイアーエムブレム風花雪月』

 

どちらかというとゲームのほうが楽しめるコンテンツに会えたのではないかと思う。本のほうは自分の知っている分野から大きくはみ出ようとしないから刺激が得られないのか?(それはゲームのほうもである)

なので、来年は小説とかを入れていったほうがいいのかもしれない。