MolyのBlog

ヒヨコと化したサラリーマン 株式投資がメイントピックのはずだった

2024/3

全般

人生自体に行き詰まりを感じる。猫にでもなりたい。

一昨日、金ローでようやく『すずめの戸締まり』を見た。話の論理展開からすると前半ってもっとカットできたのではないか感があるが、後半に内容が詰まっていてそこは見所があると思った。というか、新海誠ってここまで直接的に言いたいことを登場人物に語らせる人だったっけ?

 

吉田博『スピントロニクスのための計算機ナノマテリアルデザイン』(内田老鶴舗)

スピントロニクスについて基礎理論から最近の実例までまとめてある本。それなりに難しいが血肉にはなったのではないだろうか。スピンバルブの層間絶縁物(酸化物)の減衰係数を計算するために虚の波数を求めるとか、いろいろと奥深すぎる世界である。

 

常田貴夫『密度汎関数法の基礎』(KS物理専門書)

日本で発刊されている第一原理計算の書籍の中で最も交換相関汎関数について色々な解説がなされている本であると思う。歴史的なことまで記載があってなかなか良い。第一原理計算専門の人間は同書を持ってて損はないだろう。

ただ、この書籍、「基礎」であって「入門」ではない。初学者は第一原理計算ソフトを実際にいじりながらショール、ステッケルの『密度汎関数理論入門』を見るほうがいいのではないかと思う。まあショールとステッケルも理論の説明はそこそこに第一原理状態図に触れたり、反応速度論に触れたり、かなり応用に寄ってて、あれはあれでバランス的にどうなの?とは思うが。

 

東十条 ミゾグチヤ「ネパル麺」:東十条に変わった二郎系があるということで行ってみた。スパイスっぽい色をした二郎系ラーメンなのだが、色々とこだわりが感じられる一品である。まず「マサラマシ」という概念・呪文があり、文字通りスパイスを増すことができる。カレーのようで単なるカレーのスパイスじゃないスパイスがかかっており、豊かな風味が出ている。麺は黒っぽい麺をしており、麺には麺の風味がしっかりとある。ヤサイにはアチャールという酸っぱいメンマのようなネパールの漬物が入っており、二郎系とは少し違う食べ進め感がある。なんというか情報量が多すぎる食べ物だ。マサラマシマシにすべく、また行こうと思う。

東十条、ミゾグチヤのネパル麺

ゴールドが上昇しており、1g9800円ぐらいの単価で買ってても儲かっている。なんじゃこれ。

ダイキン株はまだ持っているが、復活しない。米金利があの調子だし、しばらくダメだろうなあ。

 

2024/2

今年の花粉はやばい。アレグラを倍の量飲んでいるがそれでも症状が治まらない。

4月から社会人として博士課程の大学院生をやることになった。専攻は物理学なのだが、修士の時に良く分かっていなかったゴリゴリの物性物理になるので大変そうだ。修行と思って頑張りたいと思う。

 

 

小形正男『物性物理のための場の理論グリーン関数』(サイエンス社)

普通に本を読むのとは性質が違うが、この1か月ぐらい、週末に場の理論グリーン関数を勉強している。第4章まで読んでグリーン関数は割と理解できてきたが、ファインマンダイアグラムが良く分からない。

 

J.J.マーフィー『マーケットのテクニカル分析』(パンローリング)

文章が単調だからか図に色がないからか何とも言えない読みにくさがあるものの、テクニカル分析のバイブルとの呼び声も高い著作だけに、よくまとまっておりとても参考になる。インターネットの情報は商材屋が多すぎて結局のところ良い本を1冊持っておくのがいいのだろうと思う。

 

田中和明『世界史を変えた金属』(秀和システム)

マテリアル民としては雑学的に楽しい。ちょくちょく読んでいこう。

 

ゲーム

PS5購入を検討したいが、学業を考えるとねえ…

 

麺類

蒙古タンメン中本の限定メニューの濃厚酸辛SOBA。「のうこうすーしんそば」と読むらしい。

乗っている野菜の炒めは塩分がダイレクトに脳に刺さる味で、しょっぱいが美味い。スープに酸味があるということで、たしかに一口目は酸っぱいような気がしたのだが、それ以上に独特の風味があり、そしてその独特の風味も食べ進めるうちに印象が薄まっていき、なにか不思議なものを食べた気分であった。

 

濃厚酸辛SOBA

 

その他:東京駅の”らーめん玉”なる店が煮干し系ラーメンだというので行ってみたが微妙だった。煮干しの風味が薄く、脂っこく、具はメンマがやたらと多かった。ついでに言うと乗っている海苔からは生乾きの風味がして、再訪はないだろう。

 

ダイキン工業を決算前に買い、大損をこいた。トレンドの線の上には乗り続けていたので大丈夫だと信じていたが、トレンドラインを割りつつあり、金融政策見直しに伴う円高で先行きはかなり怪しい。来週は損切するかどうかの判断を迫られそうだ。

値嵩株への初チャレンジは負けで終わりそうである。やはりリスクの大きいものはトレンドライン近くで買わないといけない。反省。

 

ダイキン工業 週足

 

その他

父親と弟と新橋で呑んだ。大して盛り上がりもしなかったが楽しかったらしいのでまあいいだろう。

 

 

2024/1

全般

故祖母宅=母親の実家が解体され、更地になった。あまりいい土地ではないし、税を含めた維持費もかかるし、もう売ってしまおうということである。この解体、川口ナンバーの車が来ており、中東系のおっさんが作業していた。まさかクルド人が東京の南側まで出張ってくるとは思わなかった。

 

仕事

ある用事で仙台に行った。出張は久しぶりなのだが、これは無事終わった。

仙台っ子ラーメンなる店でラーメンを食べてみた。家系とも博多とも違う豚骨らしいが、どう違うのか表現できないものの、味はとても中途半端な感じだった。家系ほど醤油や鶏油をきかせるわけでも、博多みたいにとんこつを押し出すわけでもなく、何ともいえないものだった。

 

特に読んでいない…というか物性物理の勉強をしないといけないのでそちらにリソースをとられている。本ではないが、youtube動画チャンネルとして、固体量子(こたいりょうこ)チャンネルや大阪大学関山先生の動画を重宝している。関山先生の動画のおかげで、第2量子化を理解できた(気がしている)。

いかにもYOUTUBEなサムネ画像に対して、内容がガチ物理なのがジワジワくる

 

 

ゲーム

Switchで『ハーヴェステラ』をはじめてみたものの、あまり刺さらない。というかもう、モノを収集したり改造したりするゲームが面倒くさくてできない。しばらく何も着手しない期間が続きそうだ。

 

麺屋周郷(神田):新橋の麺屋周郷の2号店的な店。赤いピリ辛のつけ麺の店である。つけ麺屋の辛めなぞは恐るるに足らずと思い、辛めにしたのだが、これが大きな間違いだった。朝天辣椒をしっかり使っているためか、めちゃくちゃ辛い。ベースとなるスープは多分魚介と鶏で、辛みを包み込むのがあまり得意じゃない気は少ししていた。反省である。

 

周郷

相場

突然の年初からの爆上げ。全然指数には勝てていないが、MUFGオリックスが含み益を出しているのでヨシとしよう。

 

2023まとめ

 

あまり本を読まない1年だったと思う。2022年の初頭に「あまり本を読まないのはよくない」と思い2022年はまあまあ読んでいた気がするが、今年は振り返ると5冊のみであった。ただし、クレイマンリベンジなど漫画は除く。読んだ漫画はクレイマンリベンジだけなのだが。

 西山孝『元素のふるさと図鑑』

牧兼充『イノベーターのためのサイエンスとテクノロジー経営学

ダロン・アセモグル『国家はなぜ衰退するのか』(上巻の半分だけ)

クリス・ミラー『半導体戦争』

ヤンチャン『33地域の暮らしと文化が丸わかり!中国大陸大全』(9月に読んだが取り上げ忘れた) 

 

ゲーム

プレイしたのは下記3作か。

ファイアーエムブレム エンゲージ』

スーパーマリオブラザーズ ワンダー』

星のカービィWiiデラックス』

ファイアーエムブレムエンゲージは序盤のテキストと演出のダメさ加減を除けばめちゃくちゃ面白いゲームのではないかと思う。風花雪月と比べると、サブキャラの掘り下げが本編ではほぼなされないので、支援会話を重視しない人間にはさっくりしすぎたように感じると思う。その点、最強ジャンプのコミカライズはかなり色々と掘り下げているので本作品もあれぐらい人物の解像度を上げられればよかったのではないかと思う。

マリオワンダーも各ステージがギミックだらけで楽しい。★5のステージが制作陣の本気を感じる出来なので、もしこのゲームを買ったからにはぜひスペシャルコースまでやるべきだと思う。

いまさら星のカービィWiiなんかやっても感があるが、散々ネタにされているマホロアの所業を確認するためである。確かにコレは10年単位で擦られるなあ…と思う次第である。

 

麺類

意外と色々食べている。麺類だけだし半分ぐらい中本だけど。書くことがないと言って始めたコーナーだったが、何を食べたか思い出すのと同時に、ブログに彩りを添えるものにもなっていて中々悪くないのでは?継続で。

 

 

 

相場

債券:金利が4.5%の時にある程度ドル建て債を買ったのはまあよかったではないか。しかしながらSBIのスプレッド(隠れ手数料みたいなもの)のせいで微妙な気がするので、今後買うとしたらETF系だと思う。

 

三菱HCC、三菱UFG:3月のショック後にそれなりの数量を買った。これはいい判断だったと確信している。

 

ニデック:7000円台の時に200株買って+20万円程度ぐらいまで含み益が拡大したものの、その後の動きが最悪で、結局微益ぐらいでおわった。やはりこういう値動きの大きいタイプは変に欲張らずに利確をして下がるかどうか波を見ることが大事と思う。

 

その他:キリンとJALの動きは1年を通じてダメだった。JALは含み損が解消されたら売る。

 

 

ニデック

 

 

2023/12

とんでもない災害・事故が連続する正月ではあったが、無事に1年を終え、新年を迎えられた喜びを申し上げたい。というわけで1年のまとめではなく12月分の記録は以下。

 

仕事

次の4月からむこう3年間ぐらい、少し大きなテーマの仕事をすることになった。キャリア的に言えば、本件にチャレンジさせてもらえることはありがたいのでチャンスを十分に生かしたい。なお、転勤は発生しない見込みである。

 

先月取り上げたダロン・アセモグルは上巻で飽きて投げた。そのうちまた読むかもしれない。

 

クリス・ミラー『半導体戦争』(ダイヤモンド社)

ショックレーやバーディーンの時代からの半導体の歴史を追った本。歴史の追い方としては、技術史というよりも、安全保障的な背景が意識された書かれ方となっている。半導体バイス自体が、最初は軍から予算をもらって作っていたというところから始まり、アメリカの半導体に対する認識は他国よりもかなり軍事色が強いことがうかがえる。半導体向け材料は、いまや日本の化学・素材業界で大きな地位を占めるに至っているが、この業界も安全保障に振り回されるのだろうなあと思う。

 

ゲーム

いまさらながら任天堂のオンラインのコンソールで『ファイアーエムブレム封印の剣』をやっているが、いまほどUIも新設ではないし、昔のゲームなので難しい。

 

麺類

神田の本田麺業に行ってみた。なお、本店的立ち位置にあたる、秋葉原のほん田に行ったことはない。

らぁめんの上を頼んだ。スープは煮干し系の魚介の風味が残りつつ、動物系(鶏・豚?)の味と脂のまろやかさを感じる、さらっとしてはいないが、ドロドロでもないスープ。具としては分厚さを感じるチャーシューが乗っており、結構風味が良かったと思う。写真には載っていないが、ミニ丼も頼んでいた。ただし、私の感触としてはかなり味が濃く、食べきれなかった。一緒に来た同僚は麺大盛り+ミニ丼を頼んでいた気がする。別に食事でバトルする必要はないのだが、何か差を付けられた気分である。

神田 本田麺業 らぁめん 上 (並・上・特上の3グレードのうち)

 

相場

年末だったためか、三菱HCC、三菱UFGともに調子が悪く、資産が減っていた。ついでにいうと、ドル安に振れたため、そこでも資産が減った。2024年はグロース株にも手を出して、バリューとグロースでバランスが取れたポートフォリオにしたい。

 

2023/11

11月の末にコロナにかかった。ワクチンは3回受けてるからそんな酷くならないはずだぜ!と思ったが、甘かった。木金土日のほぼすべてを寝潰し(38~39℃の熱)、それでも仕事するような体調には戻らなかったため月曜日を年休にした。焦ったのが嗅覚の喪失で、日曜から水曜にかけて食べ物の味がしなかった。いまようやく半分くらい治ってきたのではないかと思う。

 

仕事

データ解析の案件を一つ受け持って対応した。その前段階として統計解析とソフトの使い方の講習を受けていた。この数か月でちょっと統計に詳しくなった気がするので同僚には感謝である。

 

ダロン・アセモグル『国家はなぜ衰退するのか』を読み始めた。邦訳にいちゃもんをつけたい。邦訳は「なぜ衰退するのか」となっているが、原語は「Fail」だし、国家が格差社会に陥る原因が国家の諸制度によるものだという内容からすると邦訳は「なぜ失敗するのか」のほうが適切な気もする。実はまだ上巻の半分も読めていないのに文句をつけてしまうのは罪深いか?


ゲーム

特に新しいものへの着手なし。

 

クイズ

サークルの先輩が主催したHARD abcで少しお手伝いをしてきた。オープン大会なんて社会人になってからずっと現地に行ったことがなかったが、恐ろしい戦いが間近で見られて刺激になった(だからといってクイズの勉強はしない)。

クイズ業界では難問=長文となりやすいが、長文では集中力が持たず、聞いてられないことが多い人も多いと思う。私もそうである。なので、短文かつ難問のクイズ大会があるというのはきっと良いことで、今後もいろいろなクイズの需要の掘り起こしが進むのだろう。

 

蒙古タンメン中本の限定メニュー、北極の華(写真は野菜大)。これは限定の中では美味いほうなのではないかと思う。山椒の香りが正に華やかに感じられ、赤い油の中にも山椒の豊かな風味が広がるラーメンである。スープもただしょっぱいだけではなく、コクとまろやかさがある味だったと思う。ほぼ文句はないのだが、敢えて言うなら、もやしはもうちょっとばかり少なくてもいい。だが、普通の量だと今度は詐欺的にもやしが少ないので、断然野菜大がおすすめである。麺は少な目にしてチャーシューなどをトッピングしてもいいかもしれない。

 

相場

基本的に放置。アメリカからは株高になりそうな気配はあまり感じず、一方で為替相場の円安もそろそろ折り返しではないかと思う。なので、まだ現金3割は維持しておきたい。米金利の低下でゴールドが高くなると思うので少しゴールドを買っているところである。

あと、チャートと業績を見て良さそうだったので、クボタを買った。スイングトレードはニデック以来であるが、今回はちゃんと上がって利確するところまで行けるのだろうか。

 

 

発掘された料理メモ

なんかマーボー豆腐の作り方のテキストメモがパソコンから出てきた。

母親が「マーボーの素なしで作れるの?作ってみたいから送って」というので書いて送ったやつである。結局母親は作っていないと思われる。マーボー豆腐は適当に合わせ調味料作って終わりではなく、それなりに手間がかかるのでやってもらえないのも仕方ない。

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豆腐         1丁400g
挽肉         80-120g
にんにくみじん切   1かけ
※しょうがみじん切  にんにくの半分ぐらい
ねぎみじん切     1/3~1/2本分

豆板醤           大さじ1
刻んだ豆鼓       大さじ1
※甜麵醬       大さじ1/2

※の材料はなくてもよい

調味料各種

 

①フライパンに油をひいて挽肉を中強火でいためる。
挽肉の水分を飛ばしたほうが肉っぽい味がするのでパチパチと乾いた音がするまで炒める。

②ひき肉をフライパンの端に寄せ、弱火に落としてにんにくとしょうがを炒める。

③にんにくから香りが出てきたら豆板醤(と甜麵醬)をそのまま弱火で炒める。油に豆板醤の辛みと風味を移すために気持ち長めに炒める。

④豆腐は1.5cm角程度に切って下茹でしておく。豆腐はザルにあげて放置すると固まるので湯を切ってすぐにフライパンに入れる。

⑤100-150mlの水を入れ(豆腐が半分出す程度?)、酒(大さじ1)・しょうゆ(大さじ1/2)・中華スープの素(小さじ1以下)・砂糖(少々)・胡椒・豆鼓・刻みねぎを入れ、中火で煮込む。砂糖は少な目でないと変に甘さが出てくるので1-2gでよい。

調味料はお好みなので適当に入れればよい。醤油or中華スープの素は味を見て濃かったら少なめにする。薄い場合は逆。

⑥煮込んでいる間に水溶き片栗粉を作る。片栗粉:水は1:1~1.2程度。

⑦弱火にしながら2-3回に分けて水溶き片栗粉を入れる。

⑧3回目の水溶き片栗粉を入れたら鍋肌から辣油(もしくは適当な油)を回し入れて強火にする。出来上がったものを皿に盛りつけて完成!花椒粉もあるとなおヨシ。
 (一応やってみているが、中華鍋じゃないのであまり意味がある工程とは思えない。単純に強火にするだけでいいのではないかという気もする。)