MolyのBlog

ヒヨコと化したサラリーマン 株式投資がメイントピックのはずだった

3月のまとめ

こんばんは。

遅ればせながら3月に摂取したコンテンツその他をまとめていきます。

 

読書

文京洙『文在寅時代の韓国』(岩波新書)

文在寅時代というタイトルになっていますが現代韓国政治の歴史についての新書で、朴槿恵セウォル号事件あたりのウェイトがそれなりにあったと思います。

印象に残ったのは、セウォル号についての韓国人の声です。

「(セウォル号事件で)死んだ人たちが単に可哀想で、というだけではなく彼・彼女たちが死んでいくその長い時間の間、…この出鱈目なシステムを放置してきた自分たち自身に対する羞恥心で身震いしたのだ」

政府では10の対策本部が乱立し情報が錯綜、海洋警察は救助活動に消極的、船舶は違法改造され過積載、船長らは非正規職員でモラルなく脱出、海運会社は海洋警察幹部と癒着… 私も国民なら「これが国か?」と言いたくなります。

ですが、韓国人の政治に対する真摯さは見習うべき部分があると思います。我が国も多重下請けの中抜きや基幹統計の手抜きなど、「まともな国のやることか?」というような案件があるので、声を上げていくのが必要なのだろうと思います。ちなみにこの新書、論を絞らずに時系列説明なのでちょっと読みにくいです。

 

どうでもいいけど「これが国か」の曲はなつかしいです。

 

宮崎成人『教養としての金融危機』(講談社現代新書)

世界の金融危機大恐慌ギリシャショック)の顛末を世界の資金の流れにフォーカスして解説しています。あまり興味のないところは適当に読み飛ばしてしまいましたが。ドラギマジック、アジア通貨危機のあたりは知らなかったことが少しわかった(気分になった)のでよかったです。

 

辻田真佐憲『大本営発表』(幻冬舎新書)

まだ全部読んでなくて、読んでいる途中です。新聞と軍部が持ちつ持たれつの関係を続ける土壌となった記者クラブは解体されるべきだったのではないかと思います。

 

ゲーム

星のカービィディスカバリー

今回の見どころは、ワドルディやエフィリンも良いですが、やはりカービィのほおばりアクションと思います。車で爆走したり、土管になって転がったり、コースに沿ったギミックを操り、カービィが頑張ってくれます。楽しいです。

多分20年ぶりぐらいのカービィですが、ボリューム満点かつ難易度もそれなりにあって面白いです。任天堂は子供と元子供の両方を狙ってきているので難易度設定が絶妙なように思います。ですが、タマコロミニゲームのゲキムズの3は許されません。30歳にもなって奇声を上げてしまいました。絶許。

 

それでは。